TOEFL iBT、皆さんは一度は聞いたことはあるのではないでしょうか。今回はその問題構成の一部、および勉強の心得を見ていきます。

そもそもTOEFL iBTとは?

TOEFL iBTは全世界共通の試験で、海外の大学に入学する際の参考にする学力です。Reading,Listening,Speaking,Writingの4技能が書く30スコアずつ、合計120スコアが満点です。一般的に合計61以上はなら留学可能、81以上は難関大学にも留学が可能です。アカデミックな内容が多いので、地道に対策をしていくことが大切です。

ここからは4技能の仕組みおよび心得を見ていきます。

Reading

3〜4つの文章を読み、各設問に答える仕組みです。質問のタイプは主に、似た意味の言葉、特定の段落を見て答える問題、文挿入などがありますが、特に注意が必要なのが、ハイライトされた文に関する問題です。ここではその文章について重要な情報を正しく表現しているものを選ぶ問題ですが、不正解の選択肢は言葉の意味を変えたり、重要な情報がなくなっていることがあります。時間は54〜72分なので、1文章15分で10問解く必要があります。日頃から文章を早く読めることが大切です。

Listening

2つのパートに分かれており、各パート1つずつの会話(主に学生と教授)1または2つの講義(ほとんどが講師のみの発言)を聞く内容になっています。各リスニングは一回しか聞けません。特定のテーマに沿っており、英語を聞くことに慣れないと難しい内容が多いです。コツとしては、実際に解いたTOEFLの教材を何回も聞いて復習することが必要でしょう。メモを取ることも大切ですが、そちらに集中しすぎないことが大切です。

Speaking

4問で構成されていますが、そのほとんどがLIsteningと関係が深いです。

1問目は質問を聞きそれに対して答える問題です。2・3問目は文章を読んだ上で英語を聞き、要点をまとめる問題です。2問目の文章は宣伝であることが多く、それに対する会話から賛成か反対か、そしてその要点をまとめて言います。3問目は講義に関する文章を読み、それに関する説明を聞き、その中の具体例はどのように文に生きているか話します。4問目は英語の講義を聞いて要約する問題です。音声は1回のみ、文章は後になってみることができないので、Listening とは異なり、メモを取ることが重要になります。取り方を工夫すると良いでしょう。

Writing

2問構成になっています。

1問目はReadingとListeningとの関係性がかなり深いです。

ここまでTOEFL iBTのコツについて紹介してきましたが、自力でやろうとすると手こずりやすい場合があります。もし不安があれば、専門の講座を取るのも良いでしょう。それまで見えてこなかった発見があるかもしれません。